世界遺産ミーソン遺跡はまるでゲームの世界!@2019夏休みハノイ・ダナン⑨

2019夏休みにダナンに行くと決めてから、ダナンについていろいろ調べていて一番行きたいと思っていたのがミーソン遺跡(ミーソン聖域)です。夫婦そろってゲーム好きだし、世界遺産だし、この旅のメインの観光となりました。



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ミーソン遺跡へのアクセス

入場料:大人15万ドン(=約750円)

営業時間:6:30~17:30

ダナンから車で1時間20分ほどの場所にあるミーソン遺跡は、ベルトラやJTBの現地オプショナルツアーで6000円~ぐらいからあるのですが、今回はゆっくり自分のペースで遺跡を見たかったのと、オプショナルツアーだと遺跡の中でも主要なエリアしか行かないということで個人で行くことにしました。

Grabで行ってドライバーさんと交渉して待っててもらうか?片道ずつGrabを呼んでもいいかな~くらいに思っていたのですが、往路にGrabを待っていると遠かったのか断られてしまいました。

ちょうど近くにいたGrabドライバーが交渉してきて、ミーソン遺跡の往復で90万ドン(約4500円)でどうか?ということでした。

まぁGrabと同等だし、これからGrab呼んでミーソンで待っててもらえるかの交渉をしなければいけない手間を考えると悪くない話だったので、Grabを通さずにお願いしました。

このドライバーさん、結構ちゃんとした人で、ダナンでタイヤ屋さんに寄り、タイヤの空気を有料で入れて出てくれました。ナットも締めてたかも?気温の高い国では当たり前のことなのかもしれませんが、ちょっとびっくりしました。




ミーソン遺跡とは?

ベトナム古代チャンパ王国の聖なる遺跡で、レンガに漆喰や接着剤などが使われた跡がない、謎の多い建築群です。7世紀~13世紀頃までに建てられたものが多いようですが、ベトナム戦争の爆撃を受け、かなりのダメージを負っており、今なお修復中の遺跡なのです。

レンガとレンガの間には何もなく、びっちりと隙間なくレンガが積まれて建物が出来上がっています。技術の高さがうかがえます。

 

ミーソン遺跡へ入場!

それではいよいよミーソン遺跡へ入場です。こちらの窓口で入場チケットを購入しました。

ベトナムでは回収されてしまうカード型の入場券がある中、ミーソン遺跡は紙のチケットでした。

このゲートから入場ですが、ゲート手前に売店があって冷たい飲み物が買えますが、入場してからすぐにある資料館の所にも売店があるし、遺跡の直前にも売店やカフェなどがありますから、無理にここで飲み物を補充しなくても大丈夫でした。

ドライバーさんには2時間後に駐車場で!と伝えて、念のため車の写真も撮ってから入場しました。

ゲートから歩いてすぐにある建物が資料館です。いろいろ展示してあるのですが、言葉がわからないので展示物をさらっと見て遺跡群の方に向かうことに。資料館の隣にはトイレもありますよ。

資料館を過ぎると電気カートがスタンバイしているので、これに乗って遺跡群の近くまで行きます。非常に暑かったし、緩やかだけど坂があるので、このカートが助かりました。

カートを降りると、そこから遺跡群まではすべて徒歩です。カート乗降付近には売店やカフェレストランがあります。

暑いだけあって、飲み物だけでなく帽子なんかも売ってたりします。




こちらがカート乗降場所から遺跡群までの案内図です。通常ルートは時計回りに左から行くのですが、こちらは道が細くて存在感があまりないのと、ツアー客はメイン遺跡群のBCDしか行かないので直進を進むので、みんなそちらに着いていってしまうみたいです。

管理人のように個人で行く場合で、すべてしっかり見たい人は正規ルートの時計回りで行った方が、保存状態のよいBCDエリアを最後の方に見ることになるので、時間も読めるし良いと思います。

こちらが修復が進んでいるグループの建物。ガイドがいないのでどのように使われた建物かわかりませんが、最初にこれを見ると森の中にレンガ造りの遺跡を見られて、それはもうどっぷりゲームの風景を思い浮かべてしまいました。

なんか、モンスターが出てきそうな感じ。

道なりに進んでいくと次々と遺跡群を見ることができます。こちらはこれ以上雨などにさらされると崩れてしまうのでしょうね。

動物の像だとか、爆撃の影響をもろに受けている建物があちこちに。

壁の一部だけが残っているものもあります。このあたりにはベトナム戦争の爆弾の後の丸い穴ができているのですが、写真だと芝生にしか見えなかったです。

こちらも修復が進んでおり、みんな座って写真撮影が長い!!誰もいない写真を撮るのも一苦労です。

遺跡の中に入れるものもあります。

大きな建物の柱だったのか、頑丈な石でできている柱も戦争の影響かぽっきり折れてしまっています。戦争はダメですやっぱり。

ゆっくり1時間くらいかけてようやくメインのBCDグループにやってきました。ここはツアー客が非常に多く、とても混み合っていました。

ここは中にも入れるようになっていて、展示物があります。

ただ、出入り口がひとつだけなので、中から出てくる人がいると、これまた入るのに相当待ちます。

細かい彫刻が施されたものや、

遺跡を襲った戦争の跡も。




とても凝った造りの壁が印象的です。ぽっきり折れて倒れていた石の柱は、元はこのように建物の入り口にあったのでしょう。

外の壁が本当に凝っているのです。

シヴァ神なのかな、レリーフがすごく細かくて美しいです。こういった細部を見れるのは、時間に融通が利くからこそ。

この辺りは石造りなのですが、原型がわからないものの、倒れた柱の大きさと残っている土台を見ると結構大きな建物だったことがわかります。

理由はわかりませんが、傾いているものもあり、後ろから支えられていています。

山奥にこんな遺跡群を最初に見つけたフランス人はさぞかし驚いたことかと。

このBCDエリアは集中して建物が多いのですが、建物と建物の間はさほど広くないんです。

このエリアをじっくり見学して、ドライバーさんとの待ち合わせ30分前くらいでBCDエリアを後にしました。

ベトナムとインドで共同で事業をしていたり、

日本とも共同で修復を行っているようです。

また電気カートに乗って、トイレに寄ったりしながらゲートに戻るとぴったり2時間で、ドライバーさんも管理人たちが出てくるのをちょうど待っていてくれてました。

 

見学時間の目安や車をチャーターすることについて。

今回はタイミングでチャム族の民族舞踊を見ることができなかったのですが、もし民族舞踊もたっぷり見るのであれば、2時間より少し超えるかもしれません。ツアーの人が帰ると写真もゆっくり撮れるので、細かい写真を撮りたいのであれば、ツアーはお勧めできません。

ダナンやホイアンから1時間は軽くかかることもあり、昼食無しや昼食ありプランでも現地見学時間は1時間あるかないか。

また、管理人がツアーを選ばなかったのも理由があり、日本語ガイドの質です。だいたいのクチコミは日本語で遺跡の歴史などを聞けて良かったという良い評価ですが、たまに日本語がまったくわからない場合があるようで。

昼食無しのミーソン半日ツアーだとダナンで一番安いツアーになるため、夏などのピーク時はちゃんと話せる日本語ガイドはもっと利益率の高いツアーや内容の濃い1日ツアーなどに同行しているのでは?と思ったので、それならガイド無しでもいいかな~という感じでした。

また、車についてですが、Grabで90万ドンは妥当な金額かなという感じでした。お金を払うのはダナンに戻って指定場所(ホテルやレストランなど)で降りたときで大丈夫です。

ダナンは韓国の観光客が多く、チャットアプリのカカオトークやWhat’s UpやFacebookメッセンジャーなどでやりとりができます。が、管理人は基本メッセージアプリはやっていないし、妻はLINEとメッセンジャーがありましたが、検索不能にしているようでメッセンジャーではやり取りができませんでした。

まぁでも2時間後に!と伝えてゲートで別れたのですが、ドライバーは待っている間にLINEをダウンロードしてくれていて、妻と友達になったので、その後はやりとりできるようになりました。

Grabメインで細かく車に乗りたい場合はチャーターする必要はありませんが、チャーターする場合はLINEアプリを入れていないドライバーが多いので、旅行前に上記のうちのいずれかのアプリを入れておくと便利です。

英語がほとんど通じないので、ドライバーも妻もGoogle翻訳を使いながらやりとりしていました。




ミーソン遺跡はロケ地としても。

2018年には乃木坂46の「ジコチューで行こう!」という曲のMVがダナン・ホイアンで撮影されていましたが、ミーソン遺跡では特別に撮影許可が出たとかで、良い雰囲気で遺跡が映っています。

ダナンのホテルをどこにしようか?と研究していると、どこのホテルで撮影していたかなどもよくわかります。

 

まとめ

管理人夫婦がかなり楽しんだミーソン遺跡に行ったことをまとめてみました。こちらも英語ができませんが(笑)ベトナムでは簡単な数字も通じない場合が多いと聞いていたので、さすがに観光は現地ツアーを利用しようと思っていましたが、個人でもなんとか行けました。

何よりじっくり時間をかけて見学したかったのが一番でしたが、現地ツアー2人分の半分の費用で行けたので、3人以上で行くようならもっと節約になるかと思います。ダナンに行ったらぜひ行ってほしい所のひとつです。

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