JALグアム線は2020年7月から1日2便に増便!グアム行きの特典が取りやすくなる?

JALの新規路線、ウラジオストク(ロシア)やベンガルール(インド)の就航発表の裏(?)で、同時にひっそりとグアム線のダブルデイリー化が発表されていたのをご存知でしょうか。こじんまりとしたグアムが大好きな管理人にとってはかなりの嬉しい知らせでした。



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スタートは2020年7月1日から!

気になる成田=グアムの定期便が増便となるのは2020年7月1日~となります。増便分は成田を10:45発になり、現在運航している9:30発と時間は近いものの、都心や地方から成田へのアクセス時間を考えると、後発便の方が時間にゆとりができそうですよね。

で、実は大きなアナウンスはないものの、2020年の夏ダイヤ(3月29日~)から増便までの6月30日まで、現行のJL941便は9:30発から10:45発に変更になっています。7月1日になると941便は9:30発に戻り、JL943便は10:45発になります。

 

2018年は期間限定で1日2便、2019年は1日1便で機材を大型化。

2017年近隣の国がグアムに向けてミサイルを撃ち込むかもしれないという情勢になり、危険を避けるために日本人観光客がグアムから消えていきました。

それから半年ほど経つと、外資の日本=グアム線を減便していき、ついには完全撤退していった航空会社もありました。

その後、ミサイルの心配は薄れつつも、その間に撤退・減便した航空会社は戻りませんでした。そのさなかでも、JALは現地の要請があったのか?2018年には期間限定で1日2便を飛ばしてみたり、今年は777に大型化するなど観光客がグアムを必要としているのか?模索しているような感じでした。

JALはグアム減便と同時期に完全撤退したハワイ島(コナ)路線が、7年後の2017年に復活就航したのも、会社が徐々に復活してきている雰囲気を漂わせていました。

グアム線だって、格安にしてしまう外資も減れば、充分にたくさんのお客さんを載せて運航することも可能です。

10年前とは違うのはLCCというライバルがいるのは確かですが、実際は顧客側も、サービスを受けれられるフルサービスキャリアと、安さを重視したローコストキャリアと住み分けができてきているのも良い方向に向かっているのかもしれません。




小さい機材でダブルデイリー

昨年までは機材が199席の767-300で期間限定で1日2便だったところを、312席の777-200に大型化して1便にしていますが、4時間以内のフライトでサービス時間も短いことから、小さい機材で2便飛ばした方が効率的だったのかもしれません。

コードシェア便のあるジェットスターを使えば、JALで路線の無い、地方と成田を結ぶ国内線を使って当日乗継することも可能です。

ただ、機材の少ないLCC国内線から国際線の乗継をするのは、LCC機材にトラブルがあった場合などは非常にリスキーではありますが。

つい最近、JALはジェットスターの出資比率を50%に引き上げましたが、グアムだけでなく他の国際線路線でもこういった当日乗継を便利にしていこうという思惑なのかもしれません。

 

思えばグアム線はいろいろあった

2010年に会社更生法を適用した日本航空は、不採算路線をどんどん運休・撤退し、採算が確実に取れるところをメインの運航に切り替えていきました。

その際、グアム便は関空=グアムを完全運休、成田=グアムは午前便・深夜便の2便だったところを午前便のみにしていったんです。

当時、微笑みの国タイランドのCAを採用したJALウェイズという会社がグアム便の運航を担当していました。日本語は話せるし、JALからの出向と思われる日本人のCAも搭乗しているので機内サービスは特に問題はありませんでしたが、人件費を抑えなければならないほど儲からなかったのだと思います。

当時はデルタやユナイテッドは午前便と深夜便もJALウェイズと同様に飛ばしており、安いパッケージツアーだと沖縄や温泉旅行と同じような料金、もしくはそれよりもっと安い料金でグアム旅行に行くことが可能となっていました。

そして関空運休・成田減便から10年、やっと成田=グアムが昔の深夜便ではなく、現地でも時間をうまく使うことのできる往路午前・復路午後の便という便利な時間帯でダブルデイリーの定期便となります。

 

特典航空券は取りやすくなるのか?

ウラジオストク就航で激安特典航空券が話題になった裏で、こっそり同日に増便分を発売しているグアム線ですが、特典航空券PLUSでは、その便の空席云々ではなくその日の混み具合である程度平均されたマイル数になっている気がします。

グアムはパッケージツアーの利用客が多いので、JAL指定のツアーでも941と943のどちらに振るかをギリギリまで調整できるため、最終的にどちらの便が混み合うのかはわかりづらいです。

ただ、出発間際(1ヶ月前ほど)には席が確定してくるので、そのくらいに必要マイル数が限りなく最低マイル数に近くなってくるのでは?と管理人は予想しています。

もし単身赴任を終えることが出来たら、2週間後にマイル数が下がってるから週末利用でサクっと行こうかな?という感じにできるかもしれません。

1日2便になったとしても、ピーク時に前もって少ないマイルで予約するのは厳しいことになりそうです。絶対に一番少ないマイルで予約するのであれば、やはり360日前の発売時に予約するのが確実だと思います。




まとめ

JAL、ANAとも羽田発着の国際線を増やしたり、新規就航が話題に上っているため、マイナー人気のグアムはほぼノーマークですが、グアム好き管理人にはウラジオストクよりうれしい増便のお知らせでした。

ウラジオストクもいずれ行きたいと思っていますが、もう少し良いホテルができてから遊びに行きたいところでもあります。

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Posted by Kuro