JAL ②【旅客サービスシステムの刷新に伴う、各種お取り扱いについて】を考えてみる
さて、2017年7月5日に公開された11月16日以降の旅客サービスの運用についてのお知らせについて、自分なりにかみ砕く続編です。実は管理人がよく使うことで一番気になっていたことから取り上げたいと思います。
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目次
国内線
ご購入後の搭乗クラス変更(2017年11月16日~)
- 割引運賃(特便割引、先得、S先得、U先得、おともdeマイル割引、乗継割引)は購入後にクラスの変更ができない。
- クラス変更する場合は払い戻し後、新たに予約購入することになる。
と最初の発表はここまでだった為、修行によく使われる先得系+当日アップグレードができなくなった!という情報が流れていましたが、オフィシャルにはそんな文言はありませんでした。そのため、一番知りたい情報ですが確認してからと思い、掲載を後回しにしました。するとやはり問い合わせが多かったのか、昨日しれっと追記されていました。
なお、ご搭乗日当日の出発空港において、同一便のファーストクラス、クラス Jに空席がある場合はアップグレードが可能です。その場合は、別途アップグレード料金が必要です。
問い合わせようと思った矢先、追記を見つけたので問い合わせをやめました。管理人妻の話ですと、せっかく出発直前に差額を払ってくれるお客さんがいるのに、運賃云々で拒否するはずがない、とのことでした。国際線ではなく国内線の運用ですから、当然のような気もしますが。
というわけで、来年国内線修行をする場合も、無事に当日アップグレードでファーストクラスやクラスJを狙えることができそうです。
キャンセル待ちについて(2017年10月29日~)
- 割引運賃(株主、特便、先得など)のキャンセル待ちができなくなる。
株主割引ですらキャンセル待ちができなくなるんですね。これはなかなか大きく出たなという感じです。まぁ株主優待券が金券ショップやオークション、フリマサイトで人気取引となっているのを見ると、せっかくの株主様には使われてないことも多いので、見切ったのでしょうか。
ファーストクラス料金・クラスJ料金(2017年11月16日~)
- クラスJ以上のクラス購入の際、普通席料金とクラスアップの差額を別に支払うことができない。
- 領収証も一括運賃としての領収証しか出ない。
これは出張がない管理人にとってはあまり縁がありませんが、自腹でクラスJに乗ったりするのが難しくなりそうですね。あくまでも普通席で予約を取って、当日空港でアップグレードするなどしないといけなくなりそうです。
ただ、先に述べた購入後のクラス変更不可運賃以外の運賃であれば、クラス変更自体はあらかじめ可能であるようですから、普通席で決済+領収証を出しておいて、あとからクラスJ等に変更して決済すればアップグレード分の差額決済自体はできるのではないでしょうか?領収証はいずれにしろアップグレード込のものしか後からも出ないのでしょうけど。自腹で払う分の領収証が不要の場合はそれでもいい気がします。
購入後に運賃が変更になった場合(2017年11月16日~)
- 予約変更ができる運賃・変更ができない運賃とも、購入時の運賃が最終決済運賃となり、差額調整しない。
今まで差額調整があったことすら知りませんでした。基本、予約変更できない運賃にしか乗ってないからでしょうか?ただ普通運賃とかが値下げになる可能性も無くは無い、ということになりますね。
航空券の有効期間(2017年11月16日~)
- 普通運賃系の航空券は、発行日の翌日起算で1年間有効となる。
- 株主優待割引は、株主割引券か1年間の有効期間のいずれか早いほうが有効期間となる。
延長されるのは普通運賃系だけ。割引運賃は当該予約便に限りますので当たりまえですけれど。
ということで、国内線では大きな変更がありました。ただJGC修行でよく使われる先得普通席+当日アップグレードは今までと変わりなくできるので、よかったです。この同一便の当日空港アップグレードが不可なんてことになったら、JGCやJMBクリスタル以上のステータスのルールにも変更が出てきてしまいそうですし、何しろ上の席にお金を支払って乗りたい人がいても、空席で飛ばすことになるので、もったいないことになります。
また長くなりましたので、次回はマイレージ関連の変更について書きたいと思います。
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