プライオリティパスを無料発行できて、コスパを考えたクレジットカードの選択。

JALダイナースカード(JGC)を退会し、JAL JCBプラチナカード(JGC) に切替えてから、ワンワールド利用じゃなかった場合の空港ラウンジについて考えていました。



スポンサーリンク

 

 

JALダイナースカードはカード提示だけでプライオリティパスと同程度の空港ラウンジが利用できました。

クレジットカード提示なので、プライオリティパスを発行する手間も、複数のカードを持ち歩く必要もありませんでした。

JAL JCBプラチナカードに切替を考えた時は、本会員である管理人は無料でプライオリティパスに入会できるので問題ないし、同行の家族も一緒の時はJALグローバルクラブに入会しているからワンワールド利用なら航空会社のラウンジを利用すれば問題ないし…と思っていたのですが。

やっぱりなんか心配になってきたんです(笑)慣れというのは怖いものです。以前は普通に搭乗ゲートの待合椅子やフードコートなどで時間をつぶしたりしたものですが。

 

プライオリティパスとは?

現在、世界1200ヶ所以上の空港ラウンジを、航空会社・搭乗クラスを問わずに利用できるラウンジプログラムがプライオリティパスです。

2018年6月現在、初年度の年会費を25%オフにしているようですが、一番グレードの低い都度利用料金がかかるスタンダード会員でも年会費が通常99ドルもします。年会費のほかに利用の都度27ドルも支払うのです。

10回の利用まで無料のスタンダードプラス会員が249ドル、回数制限のないプレステージ会員だと399ドルもするんです。同伴料金の15回分近い年会費です。

管理人が検討しているのは、このプライオリティパスを無料で付帯しているクレジットカードに入会するかどうかということで、本会員だけでなく、家族会員や同伴料金、その他付随サービスと年会費を含めたコストパフォーマンスでお得なのはどれか、比較したいと思います。

現在の手持ちカード

海外ラウンジが使える保持カード

  • JAL JCBプラチナカード(JGC)
  • アメックスゴールドカード

いま現在管理人が持っているカードで、海外のラウンジが使えるカードはこの2枚です。ホノルルのダニエルKイノウエ空港のラウンジはいろんなゴールドカードで使えるので除外としてです。

この2枚のカードはどちらもプライオリティパスを無料で発行できるものですが、回数制限や同伴者料金に差があります。

アメックスは退会予定

アメックスゴールドカード、アメックスビジネスゴールドカードは、管理人は2017年秋から大量ボーナスポイントを頂くことを目的に発行・利用してきました。

2018年春には難関だったアメックスビジネスゴールドカードの支払によるボーナスポイントもすべていただく事が出来たので、既に全てのカード支払いはJAL JCBプラチナカードに変更しています。

アメックスゴールドカード、アメックスビジネスゴールドカードともに初年度年会費無料で発行しているので、最初から1年で退会する予定でいましたし、SPGアメックスを追加で発行してゴールドとビジネスゴールドを退会する、という考えもありましたが、SPGアメックスは当面発行はやめておこうかなという感じです。

しいて言えば、アメックスゴールドカードについては家族会員が1枚無料なので、退会申請時に次年度も年会費無料にしますよーという引き留めがありましたら、甘んじてお受けするつもりでいます(笑)

そうすれば家族会員のプライオリティパスも作れますからね。回数制限はありますが。

 

プライオリティパス(または同等)付帯カード

上を見るとキリがないので、本会員の年会費が3万円未満のクレジットカードで、インビテーション不要のカードに絞って取り上げてみます。

  • アメリカンエキスプレスゴールドカード(管理人持ち)
  • 楽天プレミアムカード
  • MUFGプラチナアメリカンエキスプレスカード
  • ダイナースカード
  • JCBプラチナカード
  • セゾンプラチナビジネスアメリカンエキスプレスカード
  • オリコカードザプラチナ

ピックアップするとこのくらいでしょうか。ではひとつずつ特徴を比較してみます。

アメリカンエキスプレスゴールドカード

  1. 年会費…本会員¥29,000、家族1人目無料、2人目以降¥12,000/枚。2人だと29000円、3人だと41000円(消費税別)
  2. プライオリティパス…本会員・家族会員とも年2回まで無料。3回目以降は27ドル/回
  3. 国内旅行保険…自動付帯は本会員・家族会員ともになし。利用付帯は死亡最高5000万円。
  4. 海外旅行保険…本会員のみ、家族会員は自動付帯なし。利用付帯は本会員の死亡最高1億円。
  5. 航空遅延保険…本会員の海外のみ補償あり。
  6. 空港手荷物宅配サービス…出国・帰国どちらでも、スーツケース1個まで無料(成田・羽田・関空・中部のみ)

管理人のチェックポイント

  • 海外旅行保険しか自動付帯がない割にはプライオリティパスは2回しか無料にならず、海外旅行をたびたびする人のメインカードにはしづらい感じ。
  • 海外航空遅延保険が付帯は◎
  • 年会費が高い。

楽天プレミアムカード

  1. 年会費…本会員¥10,800、家族会員¥540
  2. プライオリティパス…本会員のみで回数無制限。同伴者料金=¥3,000+消費税
  3. 国内旅行保険…本会員・家族会員ともに自動付帯。死亡最高2000万円。
  4. 海外旅行保険…本会員・家族会員ともに自動付帯。自動+利用で死亡最高5000万円。
  5. 航空遅延保険…補償なし。
  6. 手荷物宅配サービス…出国・帰国どちらでも、年2回まで無料(成田・羽田・関空・中部のみ)

管理人のチェックポイント

  • プライオリティパスは本会員のみのため、家族で持ちたいならそれぞれが本会員になった方が良いが、2人で2万円なら他のカードの方が良い場合がある。
  • プライオリティパスの同伴者料金が、公式27ドルよりも高くなる場合が多い(1$=120円くらいなら同等)

MUFGプラチナアメリカンエキスプレスカード

  1. 年会費…本会員¥20,000、家族会員1人目無料、2人目以降¥3,000/枚。リボ払い設定をしておくと¥18,600に年会費優遇サービスがある。2人なら2万円、3人なら23,000円。
  2. プライオリティパス…本会員・家族会員とも回数無制限。同伴者料金=¥2,000+消費税
  3. 国内旅行保険…本会員・家族会員とも自動付帯。死亡最高5000万で通院が2000円と少な目。
  4. 海外旅行保険…本会員・家族会員とも自動付帯。自動+利用で最高1億円。
  5. 航空遅延保険…本会員・家族会員ともに国内・海外補償。
  6. 手荷物宅配サービス…出国・帰国どちらでも、スーツケース1個まで無料。(成田・羽田・関空・中部のみ) また、一部路線を除くJAL国際線利用の場合、出発時に手ぶらチェックインを無料オプションにできる。冬季のコートお預かりサービスも無料。
  7. 犯罪被害傷害保険…国内・海外ともに自動付帯。通院なども補償が手厚い。

管理人のチェックポイント

  • 家族会員2人目が安いため、3人以上でプライオリティパスを使うことが多い場合はお得。
  • プライオリティパスの同伴者料金が安いので、同伴者も気軽に利用しやすい。
  • 保険についてはすべて自動付帯で文句なし。死亡以外が補償が低いが、他のカードと合算可能なのでサブカードなら◎
  • ハワイのカカアコ暴行事件などを考えると、犯罪被害傷害保険というのはありがたいかも。

ダイナースカード

  1. 年会費…本会員¥22,000、家族会員¥5,000。2人なら27,000円、3人なら32,000円。
  2. プライオリティパス…プライオリティパスの発行はないが、クレジットカード提示のみで、本会員・家族会員ともに、ほぼプライオリティパスと同じラウンジを利用できる。同伴者料金=$27
  3. 国内旅行保険…本会員・家族会員ともに利用付帯のみ。死亡最高1億円。
  4. 海外旅行保険…本会員・家族会員ともに自動付帯。自動+利用で死亡最高1億円。
  5. 航空遅延保険…補償なし。
  6. 手荷物宅配サービス…帰国時のみスーツケース1個まで無料(成田・羽田・関空・中部のみ)

管理人のチェックポイント

  • プライオリティパスは発行されないので、クレジットカード1枚だけでラウンジに入れるのでカードを何枚も持つ必要がないのは◎
  • 管理人が愛用していたJALダイナースとは保険が少し違い、JALダイナースより補償が弱い。(JALダイナースはゴルファー保険も自動付帯)
  • 年会費が高いのに航空遅延保険がないのが痛い。

JCBプラチナカード

  1. 年会費…本会員¥25,000、家族会員1人目無料、2人目以降¥3,000/枚。2人なら25,000円、3人なら28,000円。
  2. プライオリティパス…本会員のみで回数無制限。同伴者料金=¥2,000+消費税
  3. 国内旅行保険…本会員・家族会員ともに自動付帯。死亡最高1億円だが通院は2000円と少な目。
  4. 海外旅行保険…本会員・家族会員ともに自動付帯。死亡最高1億円。治療、救援費用各1000万。
  5. 航空遅延保険…本会員・家族会員ともに国内・海外補償。
  6. 手荷物宅配サービス…優待のみ(成田・羽田・関空・中部のみ)

管理人のチェックポイント

  • プライオリティパスが本会員だけだが、同伴者料金は安いので、同伴者も気軽に利用しやすい。
  • 海外旅行保険の死亡・後遺障害以外の部分の補償が手厚いのは◎
  • 上位カードなのに手荷物宅配サービスがないのは意外。

セゾンプラチナビジネスアメリカンエキスプレスカード

  1. 年会費…本会員¥20,000、家族会員(追加)¥3,000。年間200万円以上決済すると、次年度は年会費¥10,800に優遇可能。2人なら23,000円、3人なら26,000円
  2. プライオリティパス…本会員のみで回数無制限。同伴者料金=¥2,000+消費税
  3. 国内旅行保険…本会員のみ自動付帯。死亡最高5000万円。
  4. 海外旅行保険…本会員のみ自動付帯。死亡最高1億円。
  5. 航空遅延保険…本会員の海外のみ補償あり。
  6. 手荷物宅配サービス…なし。

管理人のチェックポイント

  • プライオリティパスも旅行保険も本会員のみなので、家族(追加)カードが必要な場合はあまり意味がない。

オリコカードザプラチナ

  1. 年会費…本会員¥20,000、家族会員3枚まで無料。4人まで2万円。
  2. プライオリティパス…プライオリティパスはなく、プライオリティパスより数は少ないが「ラウンジキー」特典があり、カード提示のみで年間6回まで無料。同伴者料金=$27
  3. 国内旅行保険…本会員・家族会員ともに利用付帯。
  4. 海外旅行保険…本会員・家族会員ともに自動付帯。自動+利用で死亡最高1億円。
  5. 航空遅延保険…本会員・家族会員ともに国内・海外補償。
  6. 手荷物宅配サービス…出国・帰国時ともスーツケース2個まで無料。

管理人のチェックポイント

  • プライオリティパスではないが、家族会員が無料のカードで6回までラウンジが使えるのは◎カード1枚で済むところも◎
  • ショッピング枠の限度額が100万円までなので、メインカードには不向き。

総合的にみると

家族のうち、1人だけカードに入会するなら、楽天プレミアムカードが年会費が激安で良さそうですね。

ただ、家族で複数人で入会するとなると、コストがあまり変わらなくなってくるので、付加価値の旅行保険や航空遅延保険が充実している、MUFGプラチナアメックスがいいかも。

オリコザカードプラチナは、航空遅延保険まで家族特約があるので、学生の子供などがLCCメインで利用する場合は活躍しそうです。

これだけ比較しても、完璧なカードはひとつとしてないものですね。

その中でも、MUFGプラチナアメックスは、まんべんなく色々なサービスをカバーしていて、旅行保険の補償金額は他のカードと合算できるところはそれで補えば、もしもの時にも安心できるカードなのかなと思っています。

 

まとめ

アメックスゴールドカードの退会がどうなるかにも寄りますが、管理人の心はMUFGプラチナアメックスに偏りつつあります。

また、オリコザカードプラチナは、コストコでも使えるマスターカードなので、ラウンジ利用だけでなく使い道があるのがいいな~とも思います。せっかく年会費を払うならば、死蔵ではもったいないですから。

アメックスに退会宣言の電話をかけるまで、もう少し悩んでみたいと思います。

にほんブログ村 小遣いブログ JALマイル・JGC修行へ


スポンサーリンク
JAL日本航空 先得