世界遺産・ハノイのタンロン遺跡とホーチミン廟@2019夏休みハノイ・ダナン⑥

2019年夏休みのハノイ・ダナン旅行で、ハノイでの滞在は15時間ほどと短いものでしたが、駆け足で世界遺産を周ってきました。雨季でなければゆっくり1日かけてハロン湾クルーズも考えましたが、台風シーズンは何かと旅程が心配なので、確実に行けるところを選択しました。



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世界遺産・タンロン遺跡

ヒルトンハノイオペラからは2.5キロほど、歩いたら30分程度なので、街歩きのついでもありなのですが、何しろ真夏のハノイで天気予報の気温は36~38℃。歩くのは早々に諦めてGrabを呼びました。

ハノイ空港ではいろいろあったGrabですが、そのくらいの距離だとGrabで10分程度、150円くらいなので、慣れない暑さのなかで歩く必要はありませんね。

営業時間:AM8:00~PM5:00

休み:毎週月曜日

入場料:30000ドン(日本円:約150円)

世界遺産なのにびっくりするほどの安さですが、この日は訪れている人もとても少なかったです。中に入ってみるとその理由もわかりましたが、派手な感じの場所ではないので、あまり人気もないのか?他の見どころの方が人気があるようです。

タンロン遺跡自体はものすごく広いのですが、入場できる場所は1ヶ所だけです。管理人が訪れたときは、歩道から入り口の建物までが工事中で、ほんとにここ?という感じでした。

チケット売り場の前にはこのように街並みを模した展示?があります。

入場料は1人3万ドンなので日本円で約150円という破格の安さで、これで遺跡を維持していけるのかなという感じです。入場チケットはカード式で、自動改札みたいな感じでこのカードを差し込んでゲートが開くタイプで、カードは回収されてしまうので手元には何も残りません。

チケット売り場に案内パンフがあり、パンフのスタンドには日本の日の丸のマークがあるのですが、英語しかないということでした。

入場のカードを入れて自動ゲートを通ると建物の外に出るようになっているので、案内図を見て見学ルートを確認すると良いかと思います。管理人は最初この案内図を見ておらず、入り口から正面にある門だけ見て入り口の方に戻ってきてしまいました。

端門(Doan Mon)たんもんと読むのが正解なのか、タンロン遺跡と言えばこの門の写真が出てくるくらいのメインのものになります。

門の中央には三つ入り口がありますが、おそらく真ん中が皇帝専用の通路で、両脇はお仕えの人が通る門だと思われます。ベトナムの古い建造物の門は他でもこのような造りになっていました。

見学者が通れるのは左端の通路で、そこを通り抜けると遺跡の発掘場所が見られるように保存されています。

この透明板の下が発掘場所が保存されているようになっているのですが、あまりよくわかりませんでした。きちんと歴史や背景を学んでおけば良かったです。

道順に歩いていくと、門の裏側を通って門の正面から見た右側の方に抜けます。すると門の上に階段で上がることができます。

門の上からの眺めです。なかなかの広さがあり、軍事博物館やフラッグタワーを望むことができます。時期によっては、この広い芝生のところでイベントが行われることもあるようです。

楼閣の中に入ることもできます。

楼閣の中は綺麗に塗り替えられていて、外見は中国ぽいのに中は洋風な雰囲気が感じられる不思議な空間でした。

楼閣をまた降りて、さらに奥に進むと入っていいのか悪いのかわからないような建物がいくつもありました。掃除中なのか、改修中なのか、よくわからなかったので、見学する場所とはっきりわかるところを見ることにしました。

タンロン遺跡のタンロンというのは昇龍という意味だそうで、かつて敬天殿という皇帝の宮殿に続く階段がこの昇龍の階段です。

現在のこの階段の先は欧風の建物があり、階段は立ち入り禁止で使われていません。アジアの要素と欧州の要素が入り混じった、こちらも不思議な場所です。

洋風な建物の横にはアジアンな太鼓。全然一致しませんが、これがタンロン遺跡が世界遺産である由来なのでしょう。

11世紀から19世紀頃まで、再建を繰り返しながら同じ場所を行政の中心として使用されてきており、いろいろな時代の遺跡が重なって残っているのだそうです。

とにかく予定以上に広く時間が必要な遺跡だったので、全部見るのは諦めて、龍の階段の近隣で見られるものを見学しました。

遺跡自体が塀に囲まれているので、出口もそう簡単には見つからず、やっとこ門を見つけて退場しましたが、こちらの門も遺跡の一部になっており、歴史を感じます。




ベトナム軍事歴史博物館をチラ見

端門の芝生のフェンスの向こうはベトナム軍事歴史博物館となっており、柵越しに展示されている軍機を見ることができます。

屋根が青いので、全体的に青く見えてしまうのですが、こちらも時間があったらじっくり見たかったです。

タンロン遺跡を入り口から一番北側にある門までしっかり見て、また入り口の方に戻ってから、このベトナム軍事歴史博物館をしっかり見るとなると、2時間では足りないかもしれません。

 

ホーチミン廟

入場:無料

時間:4月1日~10月31日 AM7:30~AM10:30 (土日祝日はAM11:00まで)

11月1日~3月31日 AM8:00~AM11:00 (土日祝日はAM11:30まで)

曜日:月曜と金曜

注意:露出度の高い服装はNG、ビデオ・カメラの持ち込みは不可です。外から見るだけなら問題ありません。

タンロン遺跡からホーチミン廟までは徒歩10分ほど、とGoogleマップは教えてくれたのですが、この辺りは平たんな部分が多く、日陰がない場所ばかりのためか?反射熱のような感じで気温(36度以上)以上の暑さを感じ、疲労度が半端なかったのでまたGrabで移動。120円ほどです。

ホーチミン廟はベトナム建国の父である、ホー・チ・ミンの遺体を永久保存して安置されています。

ホーチミン廟は観光客のみならず、ベトナムの人もたくさん訪れるので、中に入れる時間は相当並ぶようです。管理人が到着したのは11時を過ぎていたので中に入る人もなく、↑の写真のセキュリティも無人でした。

タンロン遺跡を出たところからも見えるくらい、大きな廟です。そして観光客もひっきりなしに訪れていて、近くのタンロン遺跡と比べると雲泥の差です。

中には入れなくても、ここは行っておいて良かったと思います。




ホーチミン博物館

時間:8:00~12:00 14:00~16:30

休館日:月曜日、金曜日

料金:40000ドン(約200円)

隣にあるホーチミン博物館は有料です。こちらはホーチミン廟の近くにあります。管理人はここにも入れず、ホーチミン廟を外から見るだけとなりました。結構大きな建物で、きっと中も見ごたえがあるのではないかと思いました。

 

おまけのオペラハウス

ヒルトンハノイオペラのすぐ隣にあるオペラハウスです。ヒルトンからすぐ近くではあるのですが、オペラハウスの前は信号などもなく、なのに車とバイクは停まることがないので、近くまで行くのも一苦労です。

内部の見学などはないようですが、時々行われているショーなら見れるようですね。管理人はこちらも外から美しい建物だな~と見ただけです。

 

まとめ

本当は、エッグコーヒーを飲みに行って、タンロン遺跡とホーチミン廟を見て、トレインストリートを見て、など考えてはいたのですが、まぁ甘く見てました。時間が全然足りません。

行きたいところはたくさん残してきたので、ハノイはJALのセールも良く出てますから、そういうのを利用して再訪するつもりでいます。

行きたいところ、再訪したいところがたくさんありすぎて、休みが全く足りません(笑)

次はハノイからいよいよこの度メインのダナンに向かいます。

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