世界遺産・タマンアユン寺院へ@2019GWバリ島⑦

2019年9月20日

最近の旅行では、各地にある世界遺産を訪れることにしている管理人ですが、2019GWのバリ島旅行でももれなく世界遺産に行くことができました。バリ島は広いので、抱き合わせで行きたいところの地域や費やせる時間を考え、タマンアユン寺院に行くことにしました。



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タマンアユン寺院

入場料:20000ルピア(約160円)

時間:8:00~17:30

(ニュピと言われるバリ島のお正月や宗教行事で休みになることがあります)

タマンアユン寺院はバリ島でいちばん美しいと言われている寺院で、観光客はお寺の塀の外側から、その美しい茅葺き屋根のメル(塔)を見ることができます。

タマンアユンというのは、もともと【美しい庭】という意味だそうで、ここだけは本当に敷地も広くて美しい風景が広がっていました。

服装の決まり

敷地内に入ると、こちらの入場券売り場でお金を払います。管理人が行った2019年GWの時点では2万ルピア(約160円)でしたが、少し前までは15000ルピアだったようで、少しずつ値上がりしているようです。

入場するとすぐに腰巻を無料で貸してくれる場所があり、ひざ下が出ている服装の場合はこちらの腰巻を渡されます。マレーシアのイスラム教とは違い、バリヒンズーの場合は女性の肩出し等の服装は問題ないようです。

女性・男性かかわらず、短パンだと腰巻するよ

トイレ、ショップ

腰巻レンタルを過ぎるとすぐ右手に闘鶏場の展示があり、その奥にトイレと飲み物や軽食を買える店があります。トイレは女性用は2ヶ所あり、きれいなトイレだったそうなので、日本の人にも不安なく使えるようです。

タマンアユン寺院は外周をぐるりと周るだけなので、そう何時間もかかる見学にはなりませんが、短時間でも日陰がないので、水などを切らしてしまったらここで買っておくと良いでしょう。

人の身長よりも大きなお面?のようなものが展示されていました。

割れ門から中へ入っていきます

ショップやトイレなどを済ませて先に進むと、数段の階段と割れ門が現れます。縦に割った門は聖なる山をしめしており、邪気を払う意味合いがあるようで、タマンアユン寺院に向かう手前の村のお寺などでもよく見かけました。

ヌサドゥアゲートもこの割れ門と同じようにできていますね。

割れ門の元にはハイビスカスを飾られた神像。

割れ門の階段を上がっていくと綺麗に整備された芝庭が広がり、真ん中には茅葺きの塔があります。ひとつひとつの彫刻というのか、細かく美しくできています。

そしてその奥には一般の人は入れない閉ざされた門が。

こちらはインスタ映え?で有名な場所なのか知りませんが、日本の人でなくてもたくさんの方が写真を撮るのに待ってます。

再度のレリーフというか彫の技術が細やかで、とても美しいです。正面からだけでなく、斜めなどから眺めても写真に映えると思います。

この閉ざされた門から左方向に外周を周るのですが、外周は道幅も狭く、とどまると後ろの人に迷惑をかけてしまうので、メル(塔)が見える門の反対側まで行くと、よく見える展望台があります。

展望台からまた写真を撮るのにだいぶ待ちますが、展望台からは塀の中の様子がよく見えます。

ガルーダ?がさらに神?を肩車している像が数体ありました。

 

塀の中はやはりきれいにされていて、お供えをしている寺院の方がいたりしました。

この寺院の名前であるタマンアユン(美しい庭)の文字通り、世界遺産になったからではなく、昔から地元の人の強い信仰心で守られたお寺なんだと感じます。

お寺の周り

記事の本文とは前後しますが、入場料を支払うあたりには噴水がありました。

お寺の外側をぐるっと囲むようにお濠があります。いたるところに神像がいます。

上からの写真だとお濠の大きさがわかると思います。

このゲートはお濠の近くにあり、駐車場にもなっていて、ツアー車やタクシーなどとの合流地点となっています。この門は後から作られたのでしょう、新しい感じです。

 

タマンアユン寺院まで

バリ島はとても大きな島なので、どこでもいいから観光したいということでなければ、あらかじめガイドブックなどで行きたい場所をいくつか探しておくべきかと思います。

管理人の場合は、他にも行きたい世界遺産がありましたが、家族が行きたいというゴアガジャ遺跡、ウブドなどの地域も考え、世界遺産で行くのはタマンアユン寺院にした、という感じです。

交通手段など

いろいろな場所に行く現地ツアー(オプショナルツアー)を使うのもひとつの手段です。

管理人はあまりツアーで旅行をしていないため、なんとなく限られた時間であちこち見るのが苦手となってきているのですが、特に世界遺産などにこだわらなければ現地ツアーはとてもらくちんです。

管理人の場合は、ホテルにいたタクシーの運転手に声をかけ、カーチャーターできないか持ちかけてみました。こんにちは~って日本語で言ってみたらものすごい日本語の流暢なドライバーさんでした。

実際は彼は既にお客さんを待っている状態で、でもそのタクシー運転手さんは日本語のできる友達ドライバーを探してくれるということで、電話をかけてくれました。

その中で、まぁGWで日本語が上手いドライバーはいっぱいだったからということで、彼のお兄さんでちょっとの日本語はできて英語は堪能、という運転手さんを呼んでくれました。

事前にネットなどで調べたところ、1日カーチャーターで6000円~9000円(60万~90万ルピア)となっていましたが、5000円(50万ルピア)で1日大丈夫と約束してくれ、ブルーバードタクシーではない青い個人タクシーが来ました。

この青い個人タクシーはネットのクチコミではあまり良い感じではないようですが、みんながみんなそうではないと感じました。ブルーバードタクシーはバリの会社ではないから、あえて個人タクシーでやっている場合もあるようです。

ヌサドゥア地区からタマンアユン寺院までは1時間ほどとネットなどにはありますが、実際は道がとても混雑しており、2時間近くかかってしまいました。

道に相当精通している運転手がいろんな道を使ってくれてのこの時間ですから、Grabとかだとどうなんだろう?という感じがします。

ウブドまでなどもクラクラバスという観光地を回るバスがあり、アプリでどこを通っているかもわかるのですが、やはり道が混んでいるからなのか、歩いたほうが早いほどの速度が表示されていました。

カーチャーターは交渉するのに言葉の壁があり、敷居が高いな~と思っていたのですが、そういった壁がないなら、行きたいところに行きたい時間をかけられて、格安で移動できて本当に便利だなと思います。

こちら側の意見は伝えられても、相手側が何を言っているのかがわからないと意思の疎通がはかれずトラブルにつながる恐れもありますから、慎重になったほうがいいかなとは思います。

現地ならではの行事も。

この時期のデンパサール村ではお寺のお祭りがあったようで、このように道の両脇には飾りがたくさんありました。お祭りのせいで車が混雑しているというわけではなさそうでしたが、行事を大切にしていることが感じられました。

街中の小さなお寺でもちゃんと割れ門があり、入れない場合はきちんと門が閉ざされています。

まとめ

バリ島で訪れた世界遺産・タマンアユン寺院についてまとめてみました。バリ島ではアグン山の噴火やら、オーストラリア付近の地震で寺院が壊れたなどとの情報もありましたが、タマンアユン寺院ではなさそうな画像でした。

管理人は世界遺産が気になりだしたのは、JGC修行を始めたばかりのマレーシアからでしたが、さすが世界遺産に選ばれるだけあってのところばかりで、行ってみてよかったと思えるところばかりです。バリ島ではまだ行けなかった世界遺産も地域もありますから、また訪れたいです。

次の記事では、このタマンアユン寺院と一緒に訪れたゴアガジャ遺跡などについて残したいと思っています。




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