【御朱印紀行・京都】南禅寺で御朱印を頂く
御朱印帳を新調したいこともあって、瑞龍山 南禅寺に訪問してきました。室町時代には京都五山の筆頭となって、さらに「五山之上」という別格扱いになっている格式の高い古寺です。1291年に亀山法皇が無関普門禅師(大明国師)を開山に迎えて創建されました。
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南禅寺の開門時間 : 8:40 ~ 16:30 (3月~11月は17時まで)
※ 拝観受付は拝観時間終了の20分前まで。
※ 年末(12月28日~31日)は一般の拝観は不可。
拝観志納金
方丈庭園 | 一般500円/高校生300円/小中学生300円 |
三門 | 一般500円/高校生300円/小中学生300円 |
南禅院 | 一般300円/高校生250円/小中学生100円 |
アクセス : 地下鉄東西線 蹴上駅から徒歩10分
〒606-8435
京都府京都市左京区南禅寺福地町
TEL (075)771-0365
勅使門(重要文化財)
中門の横に普段は使われていない門があります。すごく歴史を感じますね。
勅使門は、寛永18年(1641)明正天皇より、御所にあった「日の御門」を拝領したものです。古くは天皇や勅使の来山の折に限って開かれる門でした。現代では寺院に新たに命を受けた住職(新命)が実際にその寺に入る時限って開かれています。
三門(重要文化財)
凄まじく大きな門です。500円の拝観料を払って中に入って登る事が出来ます。南禅寺の三門は別名「天下竜門」とも呼ばれ、上層の楼を五鳳楼と呼び、日本三大門の一つに数えられます。
現在の三門は寛永5年(1628)藤堂高虎が大阪夏の陣に倒れた家来の菩提を弔うために再建したものであり、禅宗様式独特の圧倒的な量感と列柱群が力強さを示しています。また、歌舞伎「楼門五三桐」の石川五右衛門の伝説で有名です。三門の構造は五間三戸二階二重門、入母屋造、本瓦葺、高さは約22メートルです。両側に山廊があり、この山廊はそれぞれ桁行三間、梁間二間、一重、切妻造、本瓦葺となっています。明治32年(1899)国指定重要文化財となりました。出典:南禅寺HP
法堂
現在の法堂は明治42年(1909)に再建されたものです。普段は中に入ることはできませんが、外から除く事が出来ます。天井をのぞき込むと今尾景年画伯畢生の大作と云われる幡龍が描かれているのを見る事が出来ます。
今尾景年画伯畢生の「幡龍」
天井に今尾景年画伯畢生の大作と云われる幡龍が描かれているのが法堂の外から覗く事が出来ます。
本尊 : 釈迦如来
内部の須弥壇上中央に本尊釈迦如来、右側に獅子に騎る文殊菩薩、左側に象に騎る普賢菩薩の三尊像を安置されています。こちらも法堂の外から拝む事が出来るようになっています。
南禅寺の灯籠(佐久間玄藩の片灯寵)
日本三大灯籠の一つで、巨大な石灯籠が鎮座します。寛永5年の三門落慶の際に佐久間勝之が供養の為に奉献したもので、俗に佐久間玄藩の片灯寵と呼ばれています。高さ6メートル余りあり、大きさでは東洋一?といわれていますが、日本三大灯籠の熱田神宮の灯籠は8メートルとの事です。もう一つは上野東照宮にある「おばけ灯籠」6.06メートルです。3つとも信濃の戦国大名 佐久間勝之が奉納しています。
方丈(国宝)
国宝の方丈が寺務所となっています。御朱印もここでもらう事が出来ます。方丈の庭園の入り口もここにあります。
なんと、クレジットカードや各種電子マネーも使用できるようになっています。
御朱印のほか、お守り等もここで買えます。今回は御朱印帳とお守り、お線香を購入させてもらいました。
庭園
方丈庭園
小方丈庭園
六道庭
水路閣
琵琶湖から京都市内に向けて引かれた水路で、1890年に竣工されたもの。上から見ると水路と解るが、上まで登っている方は少なかったです。
下から見ると、レンガ造りのおしゃれで歴史を感じます。南禅寺とは直接関係のないものですが、人気の写真スポットになっています。
御朱印
御朱印 300円です。「金剛王宝殿」と書かれています。他に「利益衆生」と言う御朱印がありました。
南禅寺の御朱印は御朱印帳に直書きしていただく事が出来なく、あらかじめ用意されている別紙に参拝日のスタンプを押して頂けます。御朱印帳を購入すると最初の一枚に御朱印が書き込まれているので、直書きが欲しかったため御朱印帳を購入しました。
御朱印帳と御朱印のセットで1,700円となっています。方丈の内部にある襖に描かれた狩野探幽「水飲みの虎」をあしらったデザインとなっています。紙の質もかなり良いのでお買い得だと思います。
まとめ
さすがに禅寺の最高峰と言うだけあって、敷地も広大ですし、見どころがたっぷりです。
国宝の方丈の庭園は本当に素晴らしい管理がされています。歌舞伎で有名な「絶景かな、絶景かな」で有名な三門もド迫力です。
御朱印帳の出来栄えも格別です。必ずや再び訪問したいパワースポットですね。
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